2008年 11月 22日
2008年夏の集会の報告(11) |
●今年の集会記録について●
関西フォーラム(大阪集会)が、同集会の全記録(4時間20分)をDVDとして販売していますので、「刻む会」としては今年、集会記録を作成しないことに致しました。
DVDには、フィリピンの被害者・ピラール・フリアスさんと支援団体リラ・ピリピーナのレチェルダ・エクストレマドゥーラさん、アメリカのアナベル・パクさんとアムネスティ・インターナショナルのキャサリン・バラクロウさんの発言を中心に、今年最大の集会となった関西集会の全内容を、ほとんどノーカットで収録しています。とくに、アナベルさんとキャサリンさんの会場とのやりとりは圧巻です。画像から味わえる醍醐味もあり、今後「慰安婦」問題を考えるためには必見のDVDです。
「刻む会」としても取り扱いますので、ご注文を郵便振替でお送り下さい。送料込みで1セット1000円です。
<郵便振替口座>
00920-1-311116
加入者名 「戦争犠牲者を心に刻む会・事務局」
なお、昨年の集会報告集(「南京虐殺と日本の今」300部作成)は完売いたしました。ありがとうございました。
●来年の取り組みについて●
アメリカ大統領選挙は、オバマ氏が圧勝しました。これから起こるアメリカの変化は世界へと波及し、日本も無関係でなくなるでしょう。ほかならぬ米下院の「慰安婦」決議を主導した民主党の大統領が誕生したからです。アナベル・パクさんたちも、熱心にオバマ選挙を進めてきました。この問題で、新たな動きがアメリカで起こる可能性があります。
日本の与党政権もブッシュ大統領の後ろ盾を失い、危うくなってきました。延びに延びている次の衆議院選挙で、野党政権が成立する可能性はさらに高まってきました。民主・共産・社民・国民新の野党各党が、「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」を、これまで参議院に提出してきましたので、もし野党政権ができるならば、これが正式に法律として国会を通過する可能性があります。
もちろん、民主党の中にはいろんな傾向がありますが、少なくとも現執行部とその周辺は、「慰安婦」問題を解決することで一致しています。こうした動きは、他の戦後補償問題へも順次波及していくと思われます。
「心に刻む会」としてこの動きをとらえ、来年はいっそう大きな活動をしなければならないと思います。そのため、次の全国実行委員会を来年2月に設定し、衆議院の選挙結果を見て動き出すことにしています。
ただ、「刻む会」の内容は、たいへん心細いものです。昨年、事務局専従を務めてくれた若手メンバーが今年、病気で倒れ、例年大阪で開いてきた中央集会を今回は開くことができませんでした。その状況はまだ克服できていません。肝心なことは、大阪事務局をはじめ、各地の集会事務局に若いメンバーが加わり、これを支えてくれることです。新たに開けようとしている可能性を生かすことができるかどうかは、運動の中心となる事務局が鍵を握っています。皆さん、事務局へ足を運び、ぜひこの運動を支えてくださるようお願いいたします。
2008年11月14日
「アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に
思いを馳せ、心に刻む集会」事務局
【DVDの紹介】
2008年8月10日大阪・ドーンセンターで開催された関西フォーラムの全内容を収録
DVD 2枚組 4時間20分
頒 価 1000円
関西フォーラム(大阪集会)が、同集会の全記録(4時間20分)をDVDとして販売していますので、「刻む会」としては今年、集会記録を作成しないことに致しました。
DVDには、フィリピンの被害者・ピラール・フリアスさんと支援団体リラ・ピリピーナのレチェルダ・エクストレマドゥーラさん、アメリカのアナベル・パクさんとアムネスティ・インターナショナルのキャサリン・バラクロウさんの発言を中心に、今年最大の集会となった関西集会の全内容を、ほとんどノーカットで収録しています。とくに、アナベルさんとキャサリンさんの会場とのやりとりは圧巻です。画像から味わえる醍醐味もあり、今後「慰安婦」問題を考えるためには必見のDVDです。
「刻む会」としても取り扱いますので、ご注文を郵便振替でお送り下さい。送料込みで1セット1000円です。
<郵便振替口座>
00920-1-311116
加入者名 「戦争犠牲者を心に刻む会・事務局」
なお、昨年の集会報告集(「南京虐殺と日本の今」300部作成)は完売いたしました。ありがとうございました。
●来年の取り組みについて●
アメリカ大統領選挙は、オバマ氏が圧勝しました。これから起こるアメリカの変化は世界へと波及し、日本も無関係でなくなるでしょう。ほかならぬ米下院の「慰安婦」決議を主導した民主党の大統領が誕生したからです。アナベル・パクさんたちも、熱心にオバマ選挙を進めてきました。この問題で、新たな動きがアメリカで起こる可能性があります。
日本の与党政権もブッシュ大統領の後ろ盾を失い、危うくなってきました。延びに延びている次の衆議院選挙で、野党政権が成立する可能性はさらに高まってきました。民主・共産・社民・国民新の野党各党が、「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」を、これまで参議院に提出してきましたので、もし野党政権ができるならば、これが正式に法律として国会を通過する可能性があります。
もちろん、民主党の中にはいろんな傾向がありますが、少なくとも現執行部とその周辺は、「慰安婦」問題を解決することで一致しています。こうした動きは、他の戦後補償問題へも順次波及していくと思われます。
「心に刻む会」としてこの動きをとらえ、来年はいっそう大きな活動をしなければならないと思います。そのため、次の全国実行委員会を来年2月に設定し、衆議院の選挙結果を見て動き出すことにしています。
ただ、「刻む会」の内容は、たいへん心細いものです。昨年、事務局専従を務めてくれた若手メンバーが今年、病気で倒れ、例年大阪で開いてきた中央集会を今回は開くことができませんでした。その状況はまだ克服できていません。肝心なことは、大阪事務局をはじめ、各地の集会事務局に若いメンバーが加わり、これを支えてくれることです。新たに開けようとしている可能性を生かすことができるかどうかは、運動の中心となる事務局が鍵を握っています。皆さん、事務局へ足を運び、ぜひこの運動を支えてくださるようお願いいたします。
2008年11月14日
「アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に
思いを馳せ、心に刻む集会」事務局
【DVDの紹介】
2008年8月10日大阪・ドーンセンターで開催された関西フォーラムの全内容を収録
DVD 2枚組 4時間20分
頒 価 1000円
by kokoro_kizamu
| 2008-11-22 19:11
| 2008年の「心に刻む集会」